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2006年11月

2006年11月30日 (木)

今日の○と× 11/30

Photo_2 ○ 今日は妻と母、そして母の友人をルーテシアに乗せて京都大原へモミジ狩りドライブ。所謂「家族サービス」ですな。

有名な三千院と、その北側にある宝泉院を拝観しました。紅葉は盛りを過ぎてはいたものの、庭や川面に落ちた、と言うより降り積もったモミジの葉がしみじみと美しく、久しぶりに「心の洗濯」をさせてもらいました。

昨夜の報道ステーションで取り上げられていた「宝泉院」http://www.hosenin.net/は「額縁の庭園」からの望みだけではなく、巨大な「五葉の松」や珍しい「水琴窟」など見所いっぱい。拝観の方も当然多かったのですが静かなひと時を過ごせました。

僕が特に感激したのは、生まれて初めて生で聞いた「水琴窟」の音色。地中にカメを埋め、その中に水滴を落とした時の反響音がまるで琴やカネの音色のようで、「コキーン、カッキーン」と竹筒を通して聞こえてきます。目をつぶって聞いているとその音の中に無限の広がりを感じられる、と言ってはオーバーでしょうか。参拝の方たちは座ってお茶を頂きながら庭を愛でていますが誰も水琴窟には興味を示していません。妻が「ここの水琴窟は素晴らしいんだって」と言うのでどこにあるかを探して見たら、なんと私たちの目の前に。濡れ縁から二本の竹筒がニョッキリと出ていて、その竹筒の先が地中の水琴窟に通じているようです。僕たちが竹筒に耳を当てて「おぉっ」と感動していると他の参拝者は当初「ナニやってんだこの人たち?」と見ていましたが、水琴窟と分かるや皆さん順番に耳を当てて聞いていました。

紅葉はもう終わりですが、この「水琴窟」の音色を聞くだけでも訪れる価値大アリです。皆さんも機会があれば是非どうぞ。(写真は宝泉院門前の岩を流れる水に休むモミジの一葉です)

× まだロードスターが来ませんっ!どーなってるのよ□△マツダさん?「TTの残債処理に時間が掛かってまして」なんて言ってたけれど、もう月が変わるじゃねーか!自動車税安くなるのはいいけれど、早く持って来い、いや、持ってきてくださいよ。まったくもう!果報は寝て待つにも限度があるよ。明日電話で文句言うぞ!

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2006年11月28日 (火)

レクサスLSがいた

Photo今日は仕事で芦屋までルーテシアに乗って往復。名神と国道43号線で片道70キロくらいでした。燃費はエアコンOFFに加えて時間の余裕がたっぷりあったので80~110km/h位で省エネ走行したため、写真の燃費計のように100kmで4,5L消費でしたから、リッター当たり22kmといい値でした。

道中、早くもレクサスLSに遭遇しました。それも二台でランデブー、と言うより「ぴったりくっつき」走行。前を走る某軽自動車にバンパーtoバンパーでくっつき、そのLSにもう一台のLSがこれまたバンパーtoバンパーで走っている。横から見ていて少し怖くなりました。LSにはさまざまなハイテクデバイスてんこ盛りですが、プリクラッシュセーフティシステムやレーダークルーズコントロールに加えて「カルガモ走行!?」デバイスまで付いていたとはねぇ…

この時期に二台のLSがつるんでいるのは、一般ユーザーが偶然一緒になったというより、何らかの媒体や関係者なのでは?と考えられます。前を行く某軽自動車もお仲間なのかも知れませんが、メーカーが必死になって「プレミアム」って訴えているのですから、どんな立場の方であれ、運転する方も「プレミアム」にふさわしい運転をしてもらいたいなァ。なんと言っても

微笑むプレミアム

ですもんね。

ちょっとヒガミ根性入ってしまった…。

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2006年11月25日 (土)

なに着て乗るの?

以前NAロードスターに乗っていたときもそうだったが、オープンカーに乗ると、否応なく世間様の目に晒される。ま、それはそれでほんの少し気分がいいもんだけれども、そうなると気になってくるのが「ファッション」ですなあ。

NAの頃は車の色(グリーン)もあって着る物も色合わせが画一的になりがちだったけど、今度のNCはマーブルホワイトだから多少はバリエーションが楽しめるかな?でもサドルタンというシートカラーがこれまた微妙だからなぁ。いやいや難しい。

と、分かったようなことを言ってはいても、所詮ファッションに関しては素人以下…どこに行くにしても、妻に「えっ、そのカッコで行くの?」と言われることもしばしばだから、そんな僕がNCで走り始めたら人々に「失笑」と言う名の「微笑」を与えながら街を和ませられるかなと自負している。

ま、いずれにしろ、クルマもファッションも「自己満足」の世界。人様を不快にしない限りは「どぉーよ、カッコいいでしょー!」と思い込んでるのが一番、楽しんでこそのロードスターですからネ。

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2006年11月22日 (水)

ユーノス ロードスター VスペシャルⅡ

来週にはNCロードスターが納車の予定となったのですが、その前に、以前乗っていたNAロードスターを振り返ってみましょう。

僕が買ったのは1.8リッターになってしばらくして出た「VスペシャルⅡ」でグリーンのボディにタンの幌、タン革シートという定番モデル。学生の頃から「MGB]や「トライアンフ・スピットファイヤー」に憧れていたのですが、なんせ絶対的な金なしだもんで、中古車屋さんに並んでいるのをただ眺めているだけでしたから、ブリティッシュライトウェイト風なVスペには並々ならぬ興味&憧れがあったのです。

しかし、当時僕は身長173cmなのに体重90㎏という堂々すぎるデブ。一念発起してダイエットに取り組むモチベーションの一つが「70㎏代に入ったらユーノスロードスターを買おう!」だったのだから恐れ入りますね、我ながら。

血のにじむようなダイエットの結果、半年で74㎏まで落とすことに成功!早速近くのユーノス販売店へ行って試乗見積もり値引きに契約!早かったなァー。それにしても、初めて試乗したときの感激は未だに脳裏に焼きついています。コンパクトなボディ、クリクリと目覚しい回頭性、そして何とも言えない排気音。横にはユーノス店のメッチャ綺麗なセールスウーマン!「誰もが幸せになる」という発売当時のキャッチコピーそのままにしあわせになってしまった僕でした。

実際に自分のモノにして、毎日のように運転しても薄れることのない感動。季節の風を受けながら走る爽快感。本当に「よき相棒」と言う感じでしたね。いろいろな人(女性のみにあらず)といろいろなところへ行って、いろいろな想い出を作ってくれたロードスター。後に妻になってくれた女性もあのロードスターに乗りました。

彼女を最初に乗せたのは東京。ある行事のお疲れ会を、僕と、彼女と、もう一人の女性ですることになったのですが、その「もう一人の女性」がドタキャン。結果的に二人お疲れ会になってしまいましたが、「二人ならロードスターで行けるかな」と彼女を乗せて横浜へ。今、思い返すと、その「お疲れ会」以来、二人の仲が急接近したのですから、ロードスターは二人の歴史の第一歩を知っていたのです。ところが運命は皮肉なもので、二人の結婚が決まって、式だの新婚旅行だのが現実になってくると、それらの資金捻出にはロードスターを手放す以外に方法がないと言う事実が僕の前に立ちはだかっていました。さすがに「どちらを取ると」いう問題ではなく、「ロードスターはいつかまた買える」と自分に言い含めて売却へ。購入した店へ行き。件のセールスウーマンに「僕さァ、今度結婚するんだけどね」「あらぁ、おめでとうございますゥ!」「でね、そのためにいろいろとさ、お金が掛かるわけよ」「そうですよねー、私の時も大散財でしたもん」「そうでしょ。だからロードスター、買い取ってよ」「えぇーっっっ」当時はまだ「買取」がそんなに一般的ではなかったので、上司やら何やら出てきて大変でしたが、結局「じゃあ、ご祝儀込みで」とそこそこの値段で引き取ってくれました。(ちなみに、そのユーノス店は現在マツダや外車を広く扱う店に成長。今度のNCも当然そこから買います)

大好きだったロードスターがお金に化けて、大好きな人との結婚式と新婚旅行になった。悲しいけど嬉しい…そんな日から12年。今度は妻が大好きだったTTを売ってロードスターが来る。

去っていったユーノスロードスターとTT、そして嫁いで来てくれて、TTを諦めてくれた妻に「ありがとう&ごめんね」を精一杯言いたい。

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2006年11月20日 (月)

今日の○と× 11/20

○ 昨日は14日遅れの「結婚記念日ディナー」久しぶりに正統派フレンチをフルコースで頂きました。私はメインに至極真っ当な「ヒレステーキ赤ワインソース」を。変わり者、と言うかチャレンジングな妻は「北海道産エゾ鹿のステーキ」をチョイス。感想を聞くと、「味はワイルド!歯ごたえもあり独特の食感。でも、美味しかった」と。ふむふむ。2~3年前には「雷鳥」を食べた彼女だけにエゾ鹿程度は普通の食材なのかも知れません。

TTからロードスターへの買い替えという大ワガママを聞いてもらっている手前、当分は女房孝行をしなければならない雲行き。彼女の「心の琴線」ならぬ「逆鱗」に触れないよう、こちらは「おとなしく」かつ「やさしく」過ごすことになりそうです。

× 今日の午後、ついにTTが引き取られていきました。ラゲッジルームと助手席に純正ホイール&タイヤ4本をいっぱいに積んで…。ロードスターが欲しくなって、あの手この手で妻を懐柔し、金策に走り、やっと決断をしたはずなのに、いざTTが去っていくとなると、やはり寂しいものです。そういえば、ディーラーの人が運転して去っていくTTを見送りながら、初めて車外でTTの走行音、と言うか排気音を聞きました。車内からはブロブロと言う低音主体で、これはこれでいい音ではあったのですが、車外の音もブロブロにシューン系が混じっていてなかなかきれいでした。

お金と駐車場があれば、ずーっと手元に置いておきたい…そんな車でした。

さよならTT

ありがとうTT 

次のオーナーさんにしっかり可愛がってもらうんだよ…

道であっても知らんぷりしないでくれよー。

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2006年11月19日 (日)

Last drive with TT

20日にTTのドナドナが決定したので、洗車をしようかと思ったがなかなか時間が取れない。予定表をみると18日の午後は空いているので決行、のはずが、「18日は仕事で朝から丹後の宮津に行くんだけど、その日の午後はあなたは何もなかったでしょ。TTと最後のドライブしたいなァ。迎えに来てヨ」という妻からの申し出。「宮津って…遠いじゃない」と言いつつも断れない私。結局、午後6時30分に北近畿タンゴ鉄道の宮津駅で待ち合わせることに。

3時30分過ぎに出発し、京都縦貫道、国道9号線などを通って宮津駅着が5時45分。駅前でTT最後の写真でもと思ったが、外は真っ暗TT真っ黒で絵にならず断念。では初めての宮津の町並み散策、と思うが予想以上に何もなくこちらも断念。雨も強くなってきたので人気のない駅の待合室でTVを見てぼんやりと。こんな時間もたまにはイイね。

その後、妻を乗せて一路帰宅。道中、「如何にTTを気に入っているか」を延々と語るがすでに後の祭り。19日はお互い忙しいし、20日の妻は友人と会うため熱海へ行くのでこれが最後のTT御乗車。御高説はしっかりと承りましたが、私の気持ちは最早ここにあらず。ロードスターロードスターと草木もなびく。へへへ。

片道100km強の道のりでも、知らないところ、初めての道、雨の夜。結構疲れました。でも宮津の目と鼻の先には「天橋立」や「舞鶴」がある。行き方も分かったので、今度はロードスターでドライブに行こうと思う。何とか妻も引っ張り出して一緒にね。

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2006年11月16日 (木)

どこにいるの?ロードスター

それにしても、NCロードスター、走っているとこ見ませんねえ。昨年の発売以来、道路上で見かけたのはたったの3回。ギャラクシーグレー、サンライトシルバー、カッパーレッドだけ。加えて、行っているスポーツクラブでサンライトシルバーを2回。私の住んでいるところは一応政令指定都市で120~130万人くらい住んでいるし、観光客もめっちゃ多いんですけどね。どこにいるんだろう?ロードスターは。

もっともロードスターは所謂「遊びクルマ」平日はあんまりウロウロしてないのかもしれないし、私は土日は家の中での仕事なので外出しないから見かけないのでしょうかね。

ちなみに今日、自転車で街を走っていたら、マセラティ・クワトロポルテ、フェラーリ360モデナ、ポルシェ911(997型)、アウディTT3,2なんかを見ることが出来た。しかしロードスターはやっぱりゼロ。     

さびしい…

皆さん、この冬は、日本一の観光名所へぜひロードスターに乗っていらして下さい!!

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2006年11月15日 (水)

トヨタ スプリンター リフトバック

初めてのマイカー(死語ですな)は7年落ちくらいのトヨタスプリンター1600LBだった。LBって言うのは「リフトバック」の意味で、2ドアクーペのルーフラインをまっすぐ伸ばして後席ヘッドクリアランスと荷室容積を増やしたもの。今で言うと…東京モーターショーに出ていた「アウディ・シューティングブレーク」のような感じのボディスタイルかな。

当時は免許取立て&クルマのことなんかまったく分からなかったので、知り合いの知り合いの友達…みたいな人を通しての中古車屋サンから購入。その店の名前は今でも忘れられない「オールラウンド・ヤマシタ」うーん、なんか胡散臭い!

確か10万くらいだったけど、他にも保険だ駐車場だで結局30万以上にもなって、後の生活がグチャグチャになった。何といっても学生だったしね。

クルマの程度は凄まじく、最悪の公害対策51年だか53年規制だかで、力ないくせ燃費最悪。タイヤはなんと非ラジアル!バイアスタイヤなんて今の人は知らんよね。あちこちからは「ゴーッ」「ドドドーッ」と音やら振動やら凄いし、走っていたら窓枠のモールが外れて落下。スピードメーターが死に、水温計が仕事を放棄し、ついにマフラーが落っこちた…件の「オールラウンド・ヤマシタ」に連絡しても行方不明で途方に暮れた。おまけに前オーナーはサーファー?だったらしく海辺の使用でボディはサビサビ。訳の分からんサーフ系ステッカーだらけを剥がしてみたら、みんなサビ隠しだったじゃないの。ちなみに色は「オレンジ」だよおれんじ。恥ずかしいことに私はそのオレンジカーのシートに緑のシートカバーを掛けていた。若気の至りでは済まされない、思い出すだけで赤面だ!

ま、それでも嬉しくって色々なところへ行ったなァ。その頃は東京住まいだったから、箱根、横浜、湘南…「移動の自由」を満喫していた。それに金なしなもんで故障も出来る限り自分で直そうとしたから、メカにも少しは詳しくなった。カセットステレオ付けたりキャブを分解清掃したりね。

で、最後は何と運転席の床に穴が開いた。それも直径5cmくらいのが。ホルツのマフラー用リペアーキットで直そうかとも思ったが、運転中にもっと大きな穴が開いて足でも地べたに落としたら洒落にならない。さすがに怖くなって買い替えに走った。当時は「トヨタオート○×店」-今のネッツ系ね-でスプリンターを扱っていたので多少は査定が付くかと思い「すいませーん、これ売ってスターレット買いたいんですけどー」と突撃!そうしたら何とスターレットの値引き12万、加えて査定が10万だと来た。「コノボロボロクルマニ10マンノネダンガツクノカ…」今も昔も自動車ディーラーの商売は謎だらけだ。

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2006年11月13日 (月)

カッコは良くなったTT

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来週にはロードスターの下取りとして新たなオーナーの元へ旅立っていくTT。履いているホイールはOZのウルトラレッジェーラ18×8J、 OFF35に20mmのスペーサーと20ミリくらいのローダウンで、フロントはほぼツライチ、リアはあと5ミリ程余裕があります。タイヤまではお金が回らず、ピレリのドラゴン、225/40/18です。このモディファイは功罪両方ありました。

○はやはり見た目。バンッと張ったトレッドと下品すぎない程度に落とした車高はTTに似合っていると思います。特に斜め後ろから見たところは、トレッド>ボディ>グリーンハウスという幅のメリハリが気に入っています。またタイヤは余り良い評判を聞かないドラゴンですが、ロードノイズ、ウエットグリップは高得点。ドライでも私程度の飛ばし方ではまったく不安はありません。

×はやはりライドコンフォート。もともとガッチリした足回りのTTですが、バネレートが約2倍になるローダウンスプリングはハーシュネスがきつく、街乗りでは少々不満。また高速でもTT、というかAUDI各車に何故か良くある細かいピッチングが増長されてしまいました。ちなみに、ホイールとタイヤだけを替えた状態ではバネ下が軽くなった長所がはっきり感じられ、街乗り、高速とも非常に快適でしたので、上記の×は主にローダウンスプリングによる弊害と思われます。

エンジンなどをCOXでチューンしたゴルフⅡを頂点に、今まで乗ったクルマでも何度かモディファイを加えて来ましたが、冷静になって思い起こせば、メリットよりもデメリットのほうが多かったように思います。私のようなド素人には、メーカーの技術者が苦労しつつ万人に合わせてセッティングされた状態で乗るのがふさわしいのかもしれません。08240050

ただ、目下気になるのは、ロードスターのタイヤとホイールアーチの隙間。結構でかいんですよね。「少し」落としてやるとかっこよくなると思うんだけど…

いやいや、また後悔するのはもういやだ。なんとかその部分を見ないようにして、「スーパーノーマル」で行きましょう。

当分は。

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2006年11月11日 (土)

自ら動かす車

自動車評論家・国沢氏のホームページ。11月10日付コラムhttp://www.kunisawa.net/column/にもあるように、「高性能車」が転換期を迎えている。

国産車では280馬力規制が撤廃され、300馬力以上のクルマがちらほら表れており、表面上は「高級車=高性能車」のようにセダンが馬力競争を引っ張っている形だが、そんなに「馬力」って大切だろうか?

昔、スーパーチャージャー付きクラウンのコマーシャルであの「長嶋さん」が「馬力があるっていいですね」と言っていたが、どこまであれば満足するのか。ほんの一握りの人を別にすればpower/weightで10を切っていれば国内ならば街中だろうが高速だろうがなんの痛痒もないはず。

いまやリッターあたり100馬力出る上、低速トルクもたっぷりの実用エンジンなんていうのが出てきているが、確かにここ10年ほどの技術革新は目覚しく、「速く、燃費よく、クリーン」なクルマが夢ではなくなった。それはそれで凄い努力の賜物だし、誇るべきことでも、「じゃあ、運転して楽しい?」となると大いに疑問が残る。

クルマ、いや、自動車は「自ら動かす車」なのか「自動の車」なのか…

凄い馬力をトラクションコントロールで、圧倒的なコーナリングをスタビリティコントロールで、あるいはABSやブレーキアシストで、絶えず制御されてしまう性能のクルマは、もはやクルマという名の道具になっている。道具だから楽しさよりも「便利で安全」が第一。加えて「見栄と自己満足」が満たされれば言うことない。「自ら動かす=運転してどうなのか」よりも「自動=機械任せでいい」と言うのがメーカーだけでなく、消費者も望んでいることなのだろう。でもそれが、漠然とした運転を助長させ、「便利で安全」を通り越し、前後左右に注意が及ばないような運転=「受動的危険運転」を引き起こしているのではないだろうか。

もはや時代遅れの希望かもしれないが、「普通の道を、普通の速度で、普通のドライバーが走っても楽しい」そんなクルマがあって欲しい。そして、意識の中に絶えず「自ら動かす=運転」と言うことがあるクルマに乗りたい。私はその意識こそが「能動的安全運転」に繋がるとも思う。

マツダ・ロードスターはそんなささやかな希望を、少し叶えてくれる一台であって欲しい、いつまでも。

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2006年11月10日 (金)

今日の○&× 11/9

○ ふらりと本屋さんに入って、なんとなーく本の列を眺めていたら、ユーノス・ロードスターの開発過程が詳しく載っている本を発見!(三樹書房刊)思わず手にJinnbaittai取り中をめくると、「おぉっ」と唸る記事だらけ。NAファンの間では何も珍しい内容でもないのだろうが、かつて乗っていたNAを思い出し、近く来るNCに思いを馳せるにふさわしい本だったので即購入。ちょっと高かったけど「蔵書」と言う事にしましょうか。

http://www.mikipress.com/archives/2006/07/post_138.html#more

× 年末の31日と新年の1日に嫁さんに仕事が入った。普段から余り一緒にいる時間がないんだから、せめて年末年始、と言うか、年が変わった瞬間くらいは一緒にいたいのに…余り強く反対すると「じゃ、分かれる?」の決まり文句が登場するしさあ。まったくなあ。ま、お互いの仕事をお互いに協力し合っていくのが夫婦だから、仕方ないと言えば仕方ないんだけどね。くそー!仕事を依頼してきたFテレビ、仲立ちをしたA社。よりによってそんな日に仕事を回すな!えらそうな名前の会社のくせに人を、いや私をこれ以上不幸にしないでくれ。

バ カ ヤ ロ ー

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2006年11月 8日 (水)

今日の○&× 11/8

○ 久しぶりに妻とデート、といっても3時間くらいだけどね。彼女も仕事で忙しく今日は東京、明日は名古屋みたいな生活だから一緒にいる時間がとれないので、こういう時間は大切なのだ。だからTTを引っ張り出してお茶を飲みに「スタバ」まで。もうすぐTTともお別れだからどこか遠くへドライブでもしたいけれどなんせ時間がとれない。先月行った「若狭」が最後のドライブになっちゃうのかな。でもまあ○な時間が今日はとれた。なんとも小市民な喜び。

× 私の住むところの市バスは怖い。特に回送車は凄く飛ばしている。今日の夜もルーテシアに乗っていて、こちらの信号が青になって交差点に入ったら、赤で突入してきた市バスに鼻先を掠められた。追いかけていって文句の一つでも言いたいが、噂では市バスの運転手さんには、何故か年収壱千万を超える“怖い”人がいるらしい。こちらは何の組織もバックもない小市民。触らぬ神に…

でも頭に来るなァ。

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2006年11月 7日 (火)

ルーテシア あれば便利

うちのルーテシアは、輸入されていた旧型の中でも最も安い1.2リッターモデル。だから、ドアハンドルやプロテクトモールなんかはボディ同色ではなく「黒」。バンパーだって半分「黒」。ホイールはプラスティックのキャップだし、パッと見「いい車」感は皆無。でも運転すると「なるほどー、これは便利だわ」という機能が付いている。

まずは、ステアリングホイールの後ろ、ワイパーレバーの近くにある「オーディオリモートコントロール」。ここで音量、ラジオやCDといったソースの変更、局や曲順の変更が手早く出来る。最近はこれが付いている車も増えたけれど、TTにはないからたまに右手を「空振り」してしまう。慣れるといいもんです。目線をずらさずに操作できるしね。

次はワイパー。間欠、ロウ、ハイとあるのは普通だけど、ロウやハイで走っていて、信号なんかで止まると自動で間欠になる。最初は「おっ、もう壊れたの?」と思ったがそういう仕様らしい。また、ワイパー使用時にギアをバックに入れると勝手にリアワイパーが動く。「雨降りでバックするんだ。なら後ろを見るよね。じゃあワイパー動かすよ」と気を使ってくれているようで妙に微笑ましい。

他にも先日書いた「オンボードコンピューター」やヘッドライトの光軸調整。小さい車だから後席三人乗りなんてまずしない(出来ない)のに天井からにょっきり生える中央席用の三点式シートベルトなど…

クルマを運転する=1トンもあるものを時速何十キロかで動かすとき、必要なものがさりげなくそこにある、それもグレードの高い低いに関わらず。些細なことでも安全な運転に寄与するものなら取り入れる。そんな気持ちが伝わってきてうれしい次第です。

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2006年11月 4日 (土)

想い出のクルマ シトロエンBX

十数年前、フランス人のおっちゃんと知り合いになった。少し変わった人で、日本の陶磁器に大層興味を持ち、毎年のように日本へやってきては窯元めぐりに精を出していた。関西に来るとうちに泊まって、今日は清水、明日は伊賀、一日休んで次は瀬戸…といった具合に。

彼は日本語まったくダメ、英語は少し。こちらはフランス語まったくダメ、英語はほんの少し。だからコミュニケーションは大変だった。

当時から車に興味があった私はあるとき彼に聞いてみた。

「フランス人が車に求めるものは何ですか?」

聞くだけでも時間が掛かったが、こちらの質問を理解すると、私がフランス人の代表ではないが、と前置きして、一言言った。

「スタビリテ」

ん?何だ?と思ったが、英語で言う「スタビリティ」だった。

安定性とでも訳すのだろうか。

それを聞いて「なるほど、そう言われたら分かるな」と思わせてくれた車が、当時乗っていたシトロエンBX16TRSというクリーム色の小しゃれた一台だった。

何台も車を持っている知人が「遠くへ行くならこれが一番ラク」と言っていたのがシトロエンBX。私は当時、関西と関東を頻繁に、それも車で往復していたのだが、その知人に薦められて購入した、生まれて初めての「外車」だった。

高かった、痛かった。でも、そりゃ感動しましたな。当然ながら、スタイル、たたずまい、色、内装のデザイン、全てが国産車とはことごとく違っていた。何と言うか「乗ればそれがフランス旅行」状態。

そして、走れば走ったで、フランス人のおっちゃん言うところの「スタビリテ」。

安定してんだなぁこれが。高速なんか走ったらあなた、そりゃラクでしたよ。エンジンがしょぼいんで加速はたいしたこと無いんだけど、巡航速度が高いっていうか、130から140で延々と走れた、緊張もせずに。155/80/14なんて今じゃ軽自動車でも履いているサイズのタイヤなのに、鷹揚な足捌きでノターっと地べたを掴みながら矢のように突き進んでいく。スタビリテの鬼でしたな。

まあ、この点は今のルーテシアもがんばってくれるから、フランス車の持ち味なんでしょう。

でもね、案の定トラブルは多かった。

冷却水が室内にドバドバ漏れてくる。土砂降りの日、出先でパワーウィンドウが上がらなくなる。エアコンが突然仕事を放棄する。いろいろあった。

そしてついに… 雨の中を仕事のため東京に向けて突っ走り、到着してトランクから荷物を出したら、雨漏りしてたらしくてビッチョビチョ。

直しても直しても、これは持病だった。で、ついにさよなら…

代わりに来たのは正反対の車、VWGolfGLI。これはこれでドラマがあるんだけど、それは又の機会に。

それにしてもシトロエンBX、ちゃんと動いてさえいれば、いい車だった。いまだに思い出すのは、例えば高速道路で途中に大きなうねりがあるようなの300Rくらいのカーブ。それをまるで地上2~3センチのところを浮かんで走っているようにこなしつつ行く感覚。よかったなァ!

ああハイドロニューマチックよ、永遠なれ。

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2006年11月 3日 (金)

エコ ドライブ

ルーテシアにもTTにも「オンボードコンピューター」がついている。大層な名前だが、要はトリップメーター部に、総走行距離、リセットしてからの距離だけでなく燃費、航続可能距離などが表示されるもの。最近では取り立てて珍しいものでもない。

これらの機能の中で良いのは燃費計。TTにもあるし、前者のフィットにもあったが、フィットのものはリセットしてからの平均燃費だけが表示され、瞬間の燃費は分からなかった。でも、ルーテシアとTTは「平均燃費」だけでなく「今の瞬間燃費」も表示できる。これを見ながら運転すると、自然にアクセルを踏む足から力が抜けてきて結果的に「省エネ運転」になる。Driivecom

例えばルーテシアなら、発進時はゆっくり出たつもりでも瞬間燃費はリッター当たり7から9キロ。やはり発進はガソリンを食う。山道で遊ぶと6前後。アクセルオフでは0、すなわち全然ガソリンを消費していないこと。つまり燃料カットを細かくやっているのがわかる。高速で時速100キロ時ならリッター当たり13から16キロ。それを時速80キロに落とすとリッターあたり20キロくらいになる。この車はえらそうにもハイオクガソリン指定のため、少しでも燃費をよくしようとすれば自ずから安全&経済運転になってしまう。

TTだと少しそれっぽく走るとリッター当たり3から5キロ。高速で至極おとなしく走っても10から12キロ。やはりターボパワーはガソリン食いだ。

こんなご時勢だから色々な省燃費グッズが売れているという、それも結構な値段で。でも、もし本当に効能書き通りの効果があるのなら、イの一番に自動車メーカーが採用しているはず。それらの効果を全て疑うわけではないが、一番効く省エネは運転の仕方。燃費計を全ての車に付け、絶えず運転者の目前に表示しておけば、1割~2割の省エネは簡単に出来るようになると思う。

ちなみに、ルーテシアの燃費計、表示はリッター当たり何キロではなく、12L/100kmのように、100km走るのに何リッターガソリンを使うかという表示。8L/100kmならリッター当たり12,5km、12L/100kmならリッター当たり8,3位。だから初めのうちは暗算しながらだった。今はもう慣れたけどね。何でこんな表示の仕方なのかは知らないが、以前見たBMWもそうだったと思うし…西洋人のやることは分からんなあ。(フィットとTTは標準的なリッター当たり何キロという表示方法です)

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2006年11月 2日 (木)

ルーテシア 脱力の名車

Aai2 愛車の一台、ルノー・ルーテシア 1,2 クイックシフト。

手元に来て一年、まだ走行5,000キロだが、なかなか「いい車」です。

これの前にはホンダ・フィットに乗っていたのですが、これまた「いい車」ではあったなあ。燃費はいいし、広いし、キビキビしていたし…。でもその反面、無段変速特有の歯切れの悪さや硬すぎる足回りなんかは気になった。

で、車検を機に乗換えを決意。以前乗っていたフランス車をもう一回試して見たくなって、シトロエン・C3、プジョー・206と見に行ったけど、どうも琴線に引っかからない。

当時ルーテシアはモデル末期。本国では新型もデビューしかけていたから、初めはまったく眼中に無かったんだけどね。ま、念のため一回見てみようかと行ったディーラーで会ったこいつは、素晴らしくダサかった。

内外装の質感なんて屁の河童。色々なところの合わせ目(専門用語でチリなんて言う)は広かったり狭かったりでトホホ… しかし、どこか懐かしいそのデザイン。

試しに運転して見ると、これまたひどい、いやすごい。

前席はともかく、後席は頭上空間と前後空間がフィットとは大違いで狭い。でもシートはいい。(ちなみに購入後に乗せた人で車好きは、ほぼみんな「お、このシートいいねえ!」と言う)

マニュアルトランスミッションのクラッチ操作とギア操作を油圧?電磁?で勝手にやってくれると言うクイックシフトはぜんぜんクイックじゃないし、1200cc弱のエンジンはプロローンと懐かしくも健気に回るけど、確実に

い 。

しかし、足回りはさすがフランス車。

小さくって軽い車なのにちゃんと足が伸び縮みして、粘っこく路面を捉えてくれるし、ステアリングからのインフォメーションも素直で信頼できる。直進安定性も立派!立派!

そして何より車全体からにじみ出る

 「 ~脱~~力~~感~ 」

これには不思議と参りましたな。

日産の手が入る前の、純ルノーって言うのもポイント高かったしね。

ま、そんなこんなで、キビキビのフィットから、ユルユルのルーテシアへと交代。以来、乗るたびに力が抜けてナイス&イージーな気分になってる。サンルーフからのゴトゴト音もご愛嬌。

速く、凄く、きっちり、しゃっきり、の車ばかりの中で、こいつは一人「あせらない、あせらない」とマンガの一休サンのように達観しながら走っていく。

ロードスターの対極にあるルーテシア。

当分はいい相棒でいてくれそうだ。

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2006年11月 1日 (水)

AUDI TT coupe 1,8T FF AT

050500013_1 以前、所謂“Dセグメントの4ドア車が何かと便利だよね、と言う事でホンダ・アコードやトヨタ・プレミオなどを見に行ったが、そんな時に冷やかしで入ったのがアウディの販売店。うーん、なんか高級感漂ってるねえ。

A4なんて高嶺の花だと思っていたが、意外にもアララの値引き+残価設定ローンを使えば何とかなることが判明。ムムム…と悩む私の横で、妻が「あ…これ、かっこいい。これ、欲しい」と言いつつ目が点になった車。それが真っ赤なTTクーペだった。

「ぜんぜん4ドアじゃないでしょ、どーやって乗るのさ」と言いながらも、この車はデビューした時にそのデザインにガツンと殴られたような感動を覚えた、私にとっても憧れの一台。「き、き、君にもこの美しさ分かったか!うーん、やっぱりTT、いいよねー、」と唸る横でセールスのニイチャンが「こちらでしたらコレコレでお支払いは毎月○万円、A4よりもお楽ですよ。今ならお値引きのほうも…」なんて言うもんだからさ、一気に現実味を帯びちゃって。

ま、その後いろいろ紆余曲折あってついに購入してしまったのさ。家計は大変だけど妻も喜び夫婦円満!?さすがに色は黒にしたけどね。

この車の特色はなんと言ってもそのデザイン。スポーツカーはもとより、セダンも、あるいは最近はミニヴァンですら「止まっているのに走っているようなデザイン」をしているが、このTTは「走っているのに止まっているようなデザイン」。加えて、徹頭徹尾シンプルなラインと前後対称のモチーフ。未だにマネっこのような車が出てくることからも分かるように、世界中のカーデザイナーに与えた影響は計り知れない。

内装も実に「COOL!」そこ彼処の モチーフの中で、アルミの冷たい感触がキラッと光る。ゴテゴテの某国産車とは正反対。

これで行く!と言うデザイナー(フリーマン・トーマスという人)の凄まじい主張がムンムン溢れているのが何よりの魅力。それだけに「大好き」という人と「あー、あれダメだわ」という人がはっきり分かれるね。

そのデザインは新型TTが発表されてもまったく色褪せない、と言うか新型は普通になっちゃった。やっぱりTTという名が表すものはこっちでしょ。と、思うのです。

しかし、問題もある。それは「走り」。何と言うかなー、外観ほど凄くないのよこれが。私的にはなんだけどさ。

ターボ特有の非ダイレクトなエンジン。今どき珍しく重いステアリングで増幅されるモッサリ感。知り合いの息子さんがアイシンで開発にタッチしていたらしいATもねぇ、6速あってスムーズなんだけど、なーんかトルコン緩いっつーかねー。かっこいいゴルフⅣだと思えば何の問題もないんですけどね。

ま、全部私の主観にモトづく判断ですから、まったく逆の感想をお持ちのかたもたくさんいるでしょうが、どうしても馴染まないんですな。でも妻は「TT命」。私が少し変なカッコ、例えばジーンズにちょいヨレTシャツなんかで乗ろうとすると、「TTにそのカッコで乗るのはヤメて」と来たもんだ。「どーせ窓が狭いから、外からは見えないよ」と言うと、「TTに失礼でしょ」だって。トホホ…。

でも、なんとか私のムリを聞いてくれて、さよならTTをしてくれた。ロードスターが来たら、出来る限り色々なところへ連れて行って、少しでも罪滅ぼしをしないと。女性は暴走するとコワイからね。なだめ、すかし、大切に。

                                                                                        

おぉ、車と一緒かぁ!

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