AUDI TT coupe 1,8T FF AT
以前、所謂“Dセグメント”の4ドア車が何かと便利だよね、と言う事でホンダ・アコードやトヨタ・プレミオなどを見に行ったが、そんな時に冷やかしで入ったのがアウディの販売店。うーん、なんか高級感漂ってるねえ。
A4なんて高嶺の花だと思っていたが、意外にもアララの値引き+残価設定ローンを使えば何とかなることが判明。ムムム…と悩む私の横で、妻が「あ…これ、かっこいい。これ、欲しい」と言いつつ目が点になった車。それが真っ赤なTTクーペだった。
「ぜんぜん4ドアじゃないでしょ、どーやって乗るのさ」と言いながらも、この車はデビューした時にそのデザインにガツンと殴られたような感動を覚えた、私にとっても憧れの一台。「き、き、君にもこの美しさ分かったか!うーん、やっぱりTT、いいよねー、」と唸る横でセールスのニイチャンが「こちらでしたらコレコレでお支払いは毎月○万円、A4よりもお楽ですよ。今ならお値引きのほうも…」なんて言うもんだからさ、一気に現実味を帯びちゃって。
ま、その後いろいろ紆余曲折あってついに購入してしまったのさ。家計は大変だけど妻も喜び夫婦円満!?さすがに色は黒にしたけどね。
この車の特色はなんと言ってもそのデザイン。スポーツカーはもとより、セダンも、あるいは最近はミニヴァンですら「止まっているのに走っているようなデザイン」をしているが、このTTは「走っているのに止まっているようなデザイン」。加えて、徹頭徹尾シンプルなラインと前後対称のモチーフ。未だにマネっこのような車が出てくることからも分かるように、世界中のカーデザイナーに与えた影響は計り知れない。
内装も実に「COOL!」そこ彼処の ○ モチーフの中で、アルミの冷たい感触がキラッと光る。ゴテゴテの某国産車とは正反対。
これで行く!と言うデザイナー(フリーマン・トーマスという人)の凄まじい主張がムンムン溢れているのが何よりの魅力。それだけに「大好き」という人と「あー、あれダメだわ」という人がはっきり分かれるね。
そのデザインは新型TTが発表されてもまったく色褪せない、と言うか新型は普通になっちゃった。やっぱりTTという名が表すものはこっちでしょ。と、思うのです。
しかし、問題もある。それは「走り」。何と言うかなー、外観ほど凄くないのよこれが。私的にはなんだけどさ。
ターボ特有の非ダイレクトなエンジン。今どき珍しく重いステアリングで増幅されるモッサリ感。知り合いの息子さんがアイシンで開発にタッチしていたらしいATもねぇ、6速あってスムーズなんだけど、なーんかトルコン緩いっつーかねー。かっこいいゴルフⅣだと思えば何の問題もないんですけどね。
ま、全部私の主観にモトづく判断ですから、まったく逆の感想をお持ちのかたもたくさんいるでしょうが、どうしても馴染まないんですな。でも妻は「TT命」。私が少し変なカッコ、例えばジーンズにちょいヨレTシャツなんかで乗ろうとすると、「TTにそのカッコで乗るのはヤメて」と来たもんだ。「どーせ窓が狭いから、外からは見えないよ」と言うと、「TTに失礼でしょ」だって。トホホ…。
でも、なんとか私のムリを聞いてくれて、さよならTTをしてくれた。ロードスターが来たら、出来る限り色々なところへ連れて行って、少しでも罪滅ぼしをしないと。女性は暴走するとコワイからね。なだめ、すかし、大切に。
おぉ、車と一緒かぁ!
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